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源氏物語の原本に迫る重要文化財級の写本として約70年ぶりに見つかった「大沢本」が、京都府宇治市の市源氏物語ミュージアムで保管されていることが25日、わかった。数年前に所蔵者から持ち込まれ、同市が複数の研究者に鑑定を依頼した結果が、「幻の写本」を探り当てる発見につながったという。
「大沢本」は、昭和初期に国文学者の池田亀鑑(きかん)が報告して以来所在不明になっていたが、国文学研究資料館(東京都立川市)の伊井春樹館長が今月21日、現物と確認したと発表した。公開に消極的だった所蔵者を、「千年紀の節目であり学術的にも意義がある」と説得した経緯から、所蔵者はもちろん、保管場所も明らかにしていなかった。
宇治市は、源氏物語の最終章として主人公の光源氏の子孫が描かれた「宇治十帖」の舞台となったゆかりの地。源氏物語ミュージアムは同市が平成10年にオープンさせ、江戸初期の絵師、土佐光則が描いたと伝えられる「源氏絵鑑(えかがみ)帖」などを所蔵している。
ミュージアムは今後の大沢本の取り扱いについて所有者と相談しているという。岸本育男館長は「伊井館長の調査に協力したのは事実」としながらも、一般公開など今後の対応について明言を避けている。
伊井館長は「所蔵者も所在も一切公開しないとの条件で発表した。私の立場上、何も申し上げられない」と話した。
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(引用 yahooニュース)
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